2021年09月06日

年中行事(日本の心) 室礼

十五夜 今年9月21日(旧暦8月15日)
二十四節気の一つで暦のうえで秋に入る8月7日は立秋に当る。秋とは名ばかりで暑さのきびしい季節です。
北海道では萩の花が、東京では水連が咲きます。

十五夜 ー 月は欠けて又満つる
旧暦8月15日は満月 - 仲秋の名月を鑑賞し、農作物を供え、全ての物事に感謝する祝いの日です。月の満ち欠けが生活の基準であり折目であって、祭りの日でもありました。
十五夜にすすき(尾花)を飾るのは、月の神様の「依り代」(よりしろ) となる穂穂の代りと考えます。十五夜(芋名月)に対して、約一か月後十三夜(栗名月) があります。十五夜(9/21)の月見だけをして十三夜(10/18)の月見をしない事を「片見月」と云って忌みました。


月の色々な呼び方
三日月(新月)、弓張月(下弦の月)、小望月(望月の前夜に出る)
望月(満月-旧暦十五夜)、有明月(夜明けになって空に残る月)
十六夜(旧暦8月16日の月)、立待月(立ったまま待っていると出る月)
二十三夜月(真夜中の12日頃出る月)

ラッキームーン
*二十六夜月
・旧暦26日の月を待つ
・この夜の月を拝むと幸福になると伝えられています。
・特に正月、七月の二十六夜月を指します。
・旧暦1日を庫朔と云い、太陽と月が地球から見て同一方向にある事で、
また「月立」に由来する説もあります。