学院について
きものへの想い
学院草創の頃、宗家小林豊子先生がご自身の思いを綴られた「五つの思い」は、全国の先生方から生徒の皆様へ連綿と継承され、今や学院の根幹を成す大切な「思い」として、広く深く提唱されております。
宗家ご指導のもとに、私の中でも改めて「思い」は強く心に沁みており、小林豊子きもの学院の先生、在校生の皆様、卒業生の皆様……すべての皆様が、この素晴らしい「思い」を同じくする同志の絆で結ばれていることを何より誇りに思います。偉大な師、小林豊子先生のお名前を襲名させていただくことは、先生の「思い」をしっかりと継承していくことと心得、一生懸命努めさせていただく所存です。
これからも小林豊子きもの学院は、きもの文化の伝承を礎に優しさと思いやりの心いっぱいの学院であり続けます。どうぞ皆様、一層のご支援ご厚情を賜りますようお願い申し上げます。
小林豊子きもの学院 家元小林豊子(こばやしとよこ)
五つの思い
-
一、
私は憂います
きものを忘れることにより
日本の心が失われることを -
一、
私は信じます
きものを愛しむ心が
優しい心を育むことを -
一、
私は努めます
美しく装う為の
技と心を磨くことを -
一、
私は希います
美しいきもの姿が
日本中に満ち溢れることを -
一、
私は誓います
民族衣裳を通して
世界平和の一助とならんことを
学院の理念
温故創新 故きを温ね
新しきを創る
今を知り、未来を見つめるために、
故きを温ねます
会社概要
- 創学
- 昭和46年4月
- 所在地
- 〒060-0042 札幌市中央区大通西11丁目4番地 大通藤井ビル3F
- TEL
- (011)280-1045
- FAX
- (011)242-6696
- 事業内容
-
NPO法人 日本時代衣裳文化保存会運営
きもの着つけ教室
着つけ講師育成
きもの文化継承
きもの教材・書籍の販売
きもの販売及びきものレンタル
きもの着つけ
- 家元
- 小林豊子
- 北海道名誉学院長
- 信田豊愁
- 関連学院
- 中部本部、東北本部、信州本部、山梨本部、静岡本部、岐阜本部、近畿本部、高知本部、京都総本部、他全国に認定校がございます
学院のあゆみ
- 1969年(昭和44年)
- 名古屋にて小林豊子きもの学院を創学
- 1972年(昭和47年)
- 常陸宮妃華子殿下にご進講
- 1973年(昭和48年)
- 皇族の方々へ現代ならびに古典の着装文化についてご進講
- 1978年(昭和53年)
- 京都市に総本部を移転
- 1980年(昭和55年)
- 学院季刊誌「美しい人」創刊
- 1982年(昭和57年)
- チャリティバザール「呉美の市」北海道初開催 売上の一部を北海道交通安全推進委員会へ交通遺児育英基金として寄付を行う
- 1984年(昭和59年)
- 外務省の要請によりグアムにおいてきものショー
- 1986年(昭和61年)
- 時代衣裳を復元製作するための「きもの展」を開催
- 1992年(平成4年)
- 北海道名取授豊の会が発足
- 1996年(平成8年)
- 初代宗家 小林豊子先生が文部大臣表彰を受賞
- 1996年(平成8年)
- 日本伝統衣裳資料蒐集文化事業十周年を迎え、「文部大臣表彰」受賞
- 2006年(平成18年)
- きものDo! NPO法人日本時代衣裳文化保存会を設立
- 2010年(平成22年)
- 「着装道宮島流衣紋研修道場」を発足
- 2010年(平成22年)
- 平安朝 壷装束姿が高等学校国語教科書に採用
- 2010年(平成22年)
- NPO法人 伝統和文化マナーマイスター協会北海道本部を設置
- 2014年(平成26年)
- 若宗家 酒井豊靖先生が宗家二代目 小林豊子を襲名
- 2017年(平成29年)
- 宗家二代目 小林豊子先生が名古屋観光大使に任命
- 2017年(平成29年)
- 着装道宮島流衣紋会 伝承えたい「日本の心と美」発表会開催