2017年04月30日

内覧会終了にあたって

時代衣裳の復元を目指し32年
「日本時代衣裳の復元 きもの展 内覧会」
この事業が継続してこられましたのも
ご理解ご協力いただきます皆様からのご支援の賜と
一同心よりお礼申し上げます。

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各会場にてご覧いただきました
<江戸時代>宮廷女官 采女装束姿(きゅうていにょかんうねめしょうぞくすがた)

天皇に近侍して神聖なものとされた食事のことなどに奉仕した宮内省の采女司に属していた女官。
青梅波文掛衣の上にちはや(小忌衣(おみごろも))をつけた姿です。
江戸時代から始まり、長い間受け継がれ、現代の新嘗祭においても着用されています。

私達は時代衣装の復元という活動を通して、
できるだけ多くの皆さまに受け継がれてきた服飾文化をお伝えすることを
使命として活動を続けてまいります。
ありがとうございました。