学院からのお知らせ
2014年12月12日
二代目小林豊子襲名披露祝賀パーティーを開催しました。
12月7日 豊年の端(しるし)と言われる雪に包まれた札幌にて
二代目小林豊子先生の襲名を皆様へお伝えし
ともに祝う会が催され
名取の皆様、親交の厚い皆様に全道よりお集まりいただきました。
司会・進行は、お馴染みHBCアナウンサー 鎌田強さん。
澤田親吾北海道本部長のご挨拶からスタート
酒井理事長とは「しんご」繋がり、ティーンネージャーの頃からのお付き合い
というエピソードも登場。
二代目小林豊子総合学院長からは
初代宗家の提唱する 「五つの思い」を胸に刻み
ますますの発展を誓うお言葉を頂きました。
酒井愼吾理事長からは
「全ての現実は多くの人の願いから始まる」とし、
きもの文化の発展をともに願い、現実として引き寄せようという
結束を語りかけられました。
そして、信田北海道学院長・村上北海道講師会長より
全講師を代表し花束が贈呈されます。
ご祝辞は、北翔大学理事長 鎌田昌市様より
日本人の持つ情緒性と礼節を守り伝えること
株式会社 藤井ビル専務取締役 藤井將博様よりは
伝統を守り切り開く、守破理を体現することをお話くださいました。
橋本聖子参議院議員、女優の浜木綿子様など
長く懇意にしていただいている方々からの御祝電も頂戴いたしました。
ここからは、祝賀の気持ちをパフォーマンスでお伝えしてまいります。
福原光之助様をはじめとする北海道福原の会の皆様の篠笛の音にのせて、
書家 若山象風先生に「五つの思い」を書でしたためていただきます。
とても幽玄な空気が漂う中
二代目豊子先生のお人柄を表すような
柔軟でありながら凜とした墨蹟が浮かびます。
見事に記された「五つの思い」から登場したのは
それぞれの思いを帯結びに写した振袖姿のお嬢さん達
学校法人三幸学園札幌ブライダル専門学校の学生さんです。
心ひとつに手を結び、新しい旅への始まりです。
さらに祝賀は続きます。
学院講師によるきつけ舞は晴れの門出を祝う「祝い船」
二代目ご夫妻の姿に重ねるように、羽風を起こします。
会場の空気が一気に高まったところで
人気のクッキングキャスター 星澤幸子様による乾杯のご発声。
日本文化の素晴らしさを凝縮したショー、
と感動の言葉を述べていただきました。
ご自分で着つけられたおきもの姿、素敵です。
楽しい会食が進み
ゲスト 若き天才津軽三味線奏者 忍弥(にや)さんの登場です。
尊い命をベースに作られる三味線を弾くことで供養する
「弾かぬ殺生」という言葉は
蚕の命からなるきものを世に伝える私達と共感できます。
作曲家でデジタルパーカッショニストのKENGObeatsさんとのコラボレーションで
新しい三味線の魅力を伝えます。
素晴らしい時間を過ごさせていただきました。
信田北海道学院長より締めのご挨拶にて
講師一丸となって二代目小林豊子先生とともに
美しい国日本を世界へ伝え
装いの和を大きく広める決意が告げられました。
ご臨席賜りました皆様、ご出演くださいました皆様
誠にありがとうございました。
最期に、失礼とは存じますが…
二代目豊子先生と酒井理事長の
常に互いを思い合うように寄り添うお姿が印象的でした。
おしどり夫婦、という言葉そのものに…