学院からのお知らせ
2015年06月28日
30回に感謝を込めて
6月19~21日
新緑に輝く定山渓万世閣ホテルミリオーネに於いて
第30回 きもの展 を開催いたしました。
道内各地より、沢山の伝統衣裳を愛してやまない方々に足をお運びいただき
心よりお礼申し上げます。
「きもの展」30年の感謝を込めて
30年前、第一回「きもの展」修了後製作された
平安時代十二単、束帯の
品格美あふれるそのお衣裳の美しさに
唯々感動したことが昨日のことのように思い出されます。
あれから30年
数々の時代衣裳を復元することができました。
きもの文化を形として後世に残したい。
日本の心を伝え続けたいと
唯ひたすら歩み続けて本日をむかえました。
これも、偏に皆様方のご支援、ご協力のおかげと
心より感謝申し上げます。
小林豊子きもの学院 北海道学院長 信田豊愁
今回初お披露目となりました「直衣」
裏地の紅が表地の白にうつり、桜色となることから
「桜の直衣」と呼ばれます。
会場入口では澤田本部長がお出迎え
高校の教科書にも採用されております
壷装束の姫君もお出迎え
特別講演会場では花魁衣裳の着装体験も実施
2キロ近くあるかつらもつけ、本物の気分を味わっていただきました。
会場では
草木染め手描き友禅や本灰汁立醗酵藍染め
伝統と革新による新感覚の作品に
感動の声があがっておりました。
夜には30回の感謝を込め、懇親パーティーも開かれ
楽しい一日を締めくくりました。
文献でしか知り得ない数々の衣裳の復元
文化的意義の高い活動へのご支援に心よりお礼申し上げます。