学院からのお知らせ
2015年06月01日
時空を超えて、きものは愛
5月17日 北方圏学術情報センター ポルトホールにて
小林豊子きもの学院 北海道 創学45周年記念公演を開催いたしました。
平安時代より緩やかな変遷をたどりつつ現代に活きづくきもの。
彩り鮮やかな服飾の歴史を
45年という時間をかけ重ねた技術により
ショーとしてご覧いただくことができました。
HBCエグゼクティブアナウンサー 鎌田強さまにより進行
北海道での45年の歩みをご紹介
ならびに 村上豊了北海道講師会会長より
そしてショーの開幕は
ここでしから見られない きつけ舞「祝い船」で
群舞による「留袖」で
花をかたどる艶やかな帯結びと
瑞々しい生花をあしらった帯結びで
自然を愛でる心を表現
時空を超えて平安時代
愛らしい直衣姿の童と細長姿の童女の登場に
歓声がわきます
美しい所作による十二単の着装には
衣裳への愛情と御方さまへの敬愛の念が込められます
今も変わらぬ親子の情愛
藤壷、若紫、光の君が並んだ源氏物語絵巻
光源氏と紫の上
ふたりが舞う恋人たちの愛にため息がこぼれます
沢山の方に足をお運びいただきありがとうございました。
本公演は、当学院が支援を続けております
「交通遺児育英基金」へのチャリティー公演でもございます。
ご後援、ご協賛いただきました関係各位をはじめ
ご来場の皆さま、ご協力いただきました皆さまへ
衷心よりお礼を申し上げます。
小林豊子きもの学院北海道は
今後とも、美しい日本の心 きもの文化を伝えてまいります。