きものDo!ニュース
2015年08月30日
着装道宮島流衣紋6年度スタート!
記録として残されることが難しい
着装文化を具現化する専門家
すなわち
衣紋者の養成を目的として開設されました
「着装道宮島流衣紋研修道場」
6年度がスタートいたしました。
第1回目となる8月29日、30日
京都より宗家 宮島健吉先生をお迎えしての研修
装束が持つ本来の美しさを損ねることなく着装するため
御方様に僅かな負担をもかけないように、
そして、二人の衣紋方が互いの呼吸を感じるかの如く
動作が円滑に進むようにと、配慮した仕度「着せだたみ」は
着装以前の準備段階 まずは基本の基本から
時代装束の基本とも言える十二単の着装をしっかり間近で
白拍子水干、直衣、直垂と
デモンストレーションが行なわれました。
新規入門者は 結び のお稽古から
堅固でありながら、解きやすく、美しく
が衣紋紐の結びの基本
更に除災招福を願い結ぶ総角(あげまき)結び
結ぶ手順に「陰陽」を意識することで
左右二種類の結び目となります。
ふたりして 結びし紐を ひとりして
我は解きみじ 直に逢ふまで (万葉集)
「結び」に込められる思いと重要性
しっかりと学びました。
年6回の研修
技術と精神性をしっかっりと身につけましょう!