2014年06月02日

季節の移り変わりと伝統行事

【正月(元旦)】 一月一日

門松その年の年神様をお迎えして

新しい年の豊穣と平安を祈念する。

門松やしめ飾り、鏡餅を飾ります。

大晦日の一夜飾りはさけましょう。

 

【人日の節供】 一月七日

コマ何故、人日の節供なのでしょうか?

古代中国において

1日-鶏 2日-狗 3日-羊 4日-豬 5日-牛 6日-馬 7日-人

を慰霊し、感謝をささげる風習があり

1月7日を人日の日とされました。

春の七草から植物の生命を頂き、健康を祈る日

 

【節分】 二月三日

豆まき季節の分かれ目の事で、立春の前日をさします。

家の中の邪気(寒気、病)を払い福を迎えます。

陰陽道の教えに基づき

災いを払う儀式が平安時代からありました。

 

【上己の節供】 雛祭り 三月三日

ひな人形人形(ひとがた)に身体のけがれを移し

海や川に流す風習が平安の頃にあり

それがルーツと云われます。

女子の健やかな成長を祝う日

1700年頃 五節供の一つとして定められました。

 

【端午の節供】 子供の日 五月五日

カブト柏の葉(柏餅)は新しい芽が成長する迄

親葉が落ちず新芽を守る母の心を表現します。

子供の人格を重んじ

子供の幸福を図ると共に母に感謝する日。

国民の祝日として昭和23年に定められました。

 

【七夕】 七月七日(北海道八月七日)

七夕02日本古来の風習であった棚機(たなばた)と

中国の彦星、織姫の物語と

乞巧奠(きこうでん)の行事が一緒になったのが、平安時代。

機織りや針仕事の上達を願いました。

後に七夕の字が当てられるようになりました。

 

【重陽の節供】 菊の節供 九月九日

菊陽の数最大の9を重ね、めでたい日とされました。

寒さに向かう時期を前に無病息災を願い

防寒の意味を含め、重陽の節供が行われました。

菊酒を飲み

不老長寿を願う宮中儀式(西暦680年頃)から始まりました。

 

【七五三】 十一月十五日

753「髪置」「袴着」「帯解」の儀式として行われ

三代将軍徳川家光が徳松君(後の綱吉)の

5歳の11月15日に健康を祈ったのが始まりといわれます。

北海道では、10月15日に行われる所が多いようです。