きもの豆知識
2014年06月02日
のし袋・水引
水引の色は
紅白から金銀、黄白、白黒等ありますが
その起源は聖徳太子の定めた冠位十二階に遡ります。
また、その結びにも霊力があり
神秘と崇敬の念を抱き用いました。
水引には
結び切りのようにほどけないものと
蝶結びのようにほどけるものがあります。
【 結婚式 】
のしの付いた結び切り、結び目とめの水引になります。
のしは、喜んで差し上げますの意味があります。
【 お祝い事(入学式、出産祝、就職祝等) 】
リボン結びに水引の付いたのし袋は
結婚式以外の祝い事に用います。
お祝い事は
幾度あっても良い、という事でリボンを用います。
【 弔事 】
のしは付きません。
現在は「御霊前」と書くのが一般的ですが
宗教、宗派、地方によっても違いがあります。
【 御見舞 】
使用されたら良いと思います。
以前は、緑と白の水引の付いたものがあり
冬の枯れ木は春になると芽吹き、葉を広げ、やがて花を咲かせます。
木々の霊力にあやかる様に白緑の水引を結びました。