2023年10月04日

着装道宮島流衣紋会 令和5年度研修

令和5年9月 着装道宮島流衣紋会の新年度が始まりました。

宮島流衣紋会は
日本の服飾文化を学び時代衣裳着装という文献として残すことが難しい技術の習得を目指すため、小林豊子きもの学院で着つけを学び、教授資格を取得された方々の学びの場として設立されました。

学びのステップアップとしてはもちろん
習得した技術は、学校などの教育機関や日本文化啓蒙のイベントなどで披露させていただく機会も多く、単に「着せる」という行為だけでなく、準備から後始末まで、全工程を「美しい作法」に則り進めるための 心構えや思いやり(心)、知識と技術(技)、立ち居振る舞いや感性(体) を身に付けることを目標にしています。

9月30日小林豊子きもの学院札幌本校にて開催の第一回研修
種目は「采女」そして時代衣裳着装の基本が詰め込まれている「十二単(江戸)]

重厚長大な衣裳の取り扱いはふたりで息を合わせて行います

始めて長袴を着せた感想はいかがでしょうか

 

翌10月1日は教授資格を取得された方々の教授会

古典文学では目にすることがありながらも、その全貌は明らかになっていない「細長」の着装実習を行いました。

身頃が3.6メートルもあるのはなぜ?
絡まらないように歩けるの?
どうやって着せたりたたんだりするの?
衣裳の謎がひとつひとつひも解かれた一日でした。

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*きものDo 日本時代衣裳文化保存会では80点を越える時代衣裳を復元制作、各種機関において日本服飾文化の資料として活用いただいております