2018年02月02日

中学校のきもの授業

腰紐を結びます。昨日、札幌市内、北区にある中学校へ行ってまいりました。
全国の中学校 技術・家庭科授業で「和服の基本的な着装」が新学習指導要項になったのは、平成24年。
平成18年より中学校、高等学校でのきもの授業に取り組んできた私たちですが、
基本となる目的は変わりませんが、年によって、また学校によって少しずつ求められる内容が変わったり、受けて頂く学年によってもその対応は変化します。

今回は、3年生を担当させていただきました。
まずは、担当講師の紹介。

生徒の皆さんは未知の世界のはじまりで緊張気味のよう…
ゆかたを羽織って背中心を合わせています
腰紐を結びます。
女子はおはしょりがある分大変かも
半巾帯で帯結び
きれいなリボンができるかな
お友達のゆかたと帯をなおしてあげています。相手を思いやる心ですね
男子はキメのポーズで
家庭科担当の先生と、全員で記念撮影
きものの歴史と、きものができるためには…ものを思う心も大切です
正しい挨拶の方法を学んだあとは、全員姿勢も視線も自信に満ちていました

この後、各自着ていた浴衣を、しわを伸ばしながら、たたみました。
次に着るときに、きちんと畳んであると折り目正しく気持ちよく着れます。
きものの平面的な構造は色々と理にかなっているのですね。

授業が終了し、生徒さんからは楽しかったと感想をいただきました。
今回初めてでも、手順をおって一緒に着ていくと、全員きれいに着れました!
本日の授業を思い出して夏のお祭りなど行く際にチャレンジしてみてくださいね。