きものDo!ニュース
2015年02月16日
着装道今期4回目の研修
2月15・16日
着装道宮島流衣紋研修道場
五年度第4回研修を実施いたしました。
今回は「花魁」、初めての種目です。
きものは「胴抜き」と呼ばれ
立派な袖口・裾ふき綿に比べ
身頃が薄い生地で仕立てられています。
(裾だけ見るとお布団みたいですね)
「かえし衿」という技法は
衿の一部をひねり返し
赤い裏地を見せるようにします。
(難しいです…)
超美人しかなることができない花魁の
超豪華な衣裳とあってか
門下生のみなさんのテンションも上がります。
が、
原点となる島原の花魁には
壇ノ浦に散った安徳天皇の御霊を弔う
平家子女の姿が重なります。
美しい衣裳と秘められた歴史
感性を揺さぶります。
(花魁衣装をもっと知りたい方はコチラ)
次回、「俎」と呼ばれる帯と
「襠」と呼ばれる打掛けの着装で完成です。