きものDo!ニュース
2018年10月13日
時代衣裳を学ぶ
札幌本校は気持ちの良い秋晴れに包まれています。
本日は「着装道・宮島流衣紋会」研修道場の新年度が始まりました。
着装道?衣紋会?
小林豊子きもの学院では、「日本の心と美」…きもの文化の伝承と啓発に取り組んでいます。
その一つとして時代衣裳を完全復元して所持しています。
その数、全道で30点以上です。
着つけを行う人を衣紋方といいます。衣紋方の育成も併せて行っています。
衣裳を所持していても、衣裳を着つけできる人がいないと宝の持ち腐れです。
「着装道・宮島流衣紋会」研修道場。
小林豊子きもの学院できつけを学び、最終課程を終えた方が参加し、
時代衣裳を着つける為の、歴史的背景、作法、ポイントを学ぶ場です。
それでは少しご紹介して参りましょう。
入門式、本日新たにご入会された方をご紹介、
そして晴れて名取教授になられた方2名の認定を行いました。
おめでとうございます。これからも宜しくお願いいたします。
本日の講師 信田吉萌寿先生
采女のデモンストレーション
みなさんメモを取りながら、解説を聞いています。
続いて、十二単のデモンストレーションです。
何年も続けられている方でも、
毎回が発見、得るものもたくさんあるのですね。
午後の部は実際に時代衣裳を手に取り
全員交互に、衣裳のたたみ方、衣紋紐の結び方などの
実習を行いました。
1日目。お疲れ様でした。