<平安朝>天皇御祭服姿

<平安朝>
天皇御祭服姿
(てんのうごさいふく)

第15回きもの展作品
天皇御祭服姿

御齋服(ごさいふく)とも書き御齋衣(ございい)は入襴(にゅうらん)・襴らん)の雨覆(あまおおい)の仕立に古様の袍の形式が見られる最も清浄で神聖な御神事服ですが弘仁12年(802年)に定められ応仁の乱による中断のあと江戸時代中期に再興され現在は御一代一度の「大嘗祭(だいじょうさい)」と毎年の「新嘗祭(にいなめさい)」にお召しになられます。

平安時代には6月と12月の「神今食(じんごじき)」の際にも着御しておられます。