<平安朝> 公家童女 袿・細長姿
文化事業 日本時代衣裳の復元
<平安朝末期>公家女房 壺装束姿(市女笠)
<平安朝末期>
公家女房 壺装束姿(市女笠)
(くげにょうぼう つぼしょうぞくすがた いちめがさ)
第11回きもの展作品
国宝「扇面古写経(せんめんこしゃきょう)」(1188年)に見られる、
平安朝の市女笠(いちめがさ)をつけた壺装束姿です。
外出の際に袿(うちき)や衣(きぬ)を短く幅狭く窄(つぼ)めて着装するところからの呼び名です。
物詣(ものもうで)には心身を清めるために紅の懸帯(かけおび)と呼ぶ帯を背中で結び道中安全を祈願して懸守(かけまもり)を胸につけています。