きつけを学ぶなら、伝統の小林豊子きもの学院

 

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小林豊子きもの学院札幌校にて

「北越つむぎ紀行」と題するプチセミナーを開催

新潟より「語り部」吉岡氏にお越し頂きました。

「新潟から連想するものは?」の問いに

「お米、お酒、織物!」と

さすがはお酒好き もとい きもの好きの皆さん。

水戸黄門の世を忍ぶ仮の姿は「越後の縮緬問屋」ですが

小千谷縮の産地ということを考えると

「縮(ちぢみ)問屋」というのが正解、という雑学からスタート。

小千谷縮は「苧麻(ちょま)」という麻から糸をつくりますが

「苧」は古くは「お」と読み、麻のことをさす字だそう。

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手績みされた糸は乾燥が大敵、最適な湿度は70%で

乾燥を防ぎ、糸が切れないよう縦糸の張りを調整できる

「地機(じばた)」で冬に織る、ということです

(地機の形になってくださいました↓)

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「北越雪譜」という江戸時代のベストセラーで

越後魚沼の雪国の暮らしが書かれた文献には

「雪中に糸となし 雪中に織り

 雪水に濯ぎ 雪上に晒す

 雪ありて縮あり 雪こそ縮の親と言うべし」

と書かれ、雪国だからこその織りであることがわかります。

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 江戸時代には年2万反織られていた越後上布ですが

現在では20反ほど

「物は時が経つと壊れてしまうこともあるけど

古びることのない技術を守り続けたい」

作り手の言葉が印象的でした。

軽妙で楽しくとてもわかりやすい講義をありがとうございました!